まーがりんさんどは美味い

日記かクソ記事かの二者択一

山奥で迷子になったら本当に素敵なカフェに出会ってご機嫌になっただけの日記

すっっっっっっごく良いカフェと出会ったので、衝動的に随筆したやつです。

 有休を頂き、とある野暮用を済ませた後のこと。

 御前で用事も済ませ、折角の休日、少し遠くまで来ているのに何もせずに帰るなんてもったいない。
 なので、とりあえずドライブによさげな道をみつけ乗っかり……あとは流れででふらふらと走っていたら着いた山の中にある神社。山上の僻地にあるが故、どこに放り出されるのかというノープランドライブ特有の不安をひっくり返す、素敵な場所。

 人里離れた僻地にあるのが、独特の空気感となってたまらない空間でした。

やたらと馬推しだった。

 

↑幻想郷的なのに連れて行かれそうな鳥居がぽつんと森のむこうにあったり。

↑これに加えて鐘の音と線香の匂い、それから鳥のさえずりだけ。情緒。↓

 その境内の中……なんでも、旅館だったというところを改装してカフェにしたのだとかいうカフェ。
 板張りの廊下と、畳の上にある和風のテーブルと椅子のビジュアル……そして、その先に見える窓からの景色に目を奪われてふらふらと中へ。

 『紅茶は是非ストレートで』
 受け取ったメニューにはそう書かれていた。
 その文言から、それなりに紅茶への拘りがあるのだろうということを察した私。
 昼食としてローストビーフバーガー(シンプルにお腹が減っていたので)と紅茶のジャムのスコーンと、アイスティーを注文。
 ロケーションの良さにほけーっとしながら待っていると、着弾。

↑平日だったこともあって貸し切り状態。鐘と鳥の囀りがBGM。すごすぎ。

 ローストビーフバーガーをぱくり。みずみずしい野菜と柔らかな白パン……そしてメインのタレのしたたるローストビーフ。美味しくないはずがありません。トマトとサニーレタスちゃんの名助演がお肉の力強さから角を取って、ベストバランス。すぐになくなってしまいました。


 お次はアイスティーとスコーン。

 細かな説明は覚えていませんが、なんでも、ジャムとティーの紅茶はそれぞれが違うのだとか。 一時期趣味で、紅茶を買っては自宅で淹れるみたいなことをしていた私が一口。
「あっ、ちゃんとした紅茶だ」
 雑味のないすっきりとした飲み口……聞いてみると水出しだそうで。なるほど。
 そしてスコーンちゃん。
 ぱかりと割ってバターと、自家製ジャムをサンド。
 そしてパクリ。
 思わずふふりと笑いがこぼれました。単独では優等生止まりスコーンが、バターとジャムの支えによってトップスタァに。
 顔を上げる。最高の景色。
 気がつけば、完食。
 そして、今、キーボードに感想を叩き込んでいる。

 それくらい素敵なカフェでした。

 

PS.好きな絵馬です